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読みやすいと言われる「写研フォント」を電子書籍の本文書体に  
     
 
  写研のOpenTypeフォントを待ちこがれる人たちは、「おや?」と思われたでしょう。
 今回、GA-BON文庫の「宮沢賢治童話集」既刊4巻の本文書体に、写研フォント「本蘭明朝体MHM」「新聞特太明朝体YSEM」を使ってみました。従来は、リョービの「本明朝L小かな」を本文書体に使用していました。
 これからの電子書籍の本文書体として、やはり「写研書体」が望まれるのか、「読みやすさ」や「美しさ」はそれほど変わらないから今さら写研書体でなくてもいいのか、の判断材料になればと思います。
 なお、「写研、フォント開放の試み」のニュースが流れてから10ヶ月余り、フォント発売について写研に問い合わせたところ、フォントのギザを修正中なのでまだ未定だそうです。つまり「やめちゃった」わけではないということです。

 
2012年6月8日(金)