御苑の虫たちの顔です

レストラン裏手の草むらにはいろんな虫たちが棲んでいます
捕まえてちょっとムリヤリの弩アップも……
撮影後はそっと離しました
ゴメンネm(_ _)m
                                                           (2011/11/25)

バッタ キリギリス
バッタ キリギリス
イナゴ カマキリ
イナゴ カマキリ
チャバネセセリ シジミチョウ
チャバネセセリ ツマグロヒョウモン(雌)

四谷三丁目駅にようやくエレベータが設置?

 車椅子対応トイレがあるのにエレベータもエスカレータもない!という訳のわからん状態だった四谷三丁目駅にやっとエレベータが設置されることになったようです。完成予定は平成24年7月というからまだ1年近く先の話ですが……。
 設置場所は四谷消防署・消防博物館内(四谷方面)。将来的には新宿・荻窪方面にも設置される(予定は未定)とのこと。
 周辺には消防博物館、おもちゃ美術館、新宿歴史博物館や老人保健施設、慶応病院などがあって、幼児やお年寄りの利用も多い駅としては、バリアフリーになっていないのが「??」です。ひと駅新宿よりの新宿御苑前駅にはエレベータがあるので(ただし四谷方面のみ)、来夏まではこちらから歩くのも一手です。(2011/10/20)

四谷三丁目エレベータ
四谷三丁目エレベータ設置の案内 消防博物館の脇にエレベータができる予定

「雑草」と呼ばれたって頑張って生きています

 「雑草」のひとことで括られてしまう草にもちゃんと名前があるのです。 なかにはずいぶんな名前もありますけど、みんなたくましく生きています。 どこかでかならず目にしているはずの彼らの名前を知ってやってください。
 「ザッソウ」に名前がついたとたん、それぞれが個性的で思いがけず美しかったりするのに気づいてビックリするはずです。
 夏に花が見られるものを並べてみました。小さな花でもクローズアップすれば、ほら可愛いでしよ。(2011/8/18)


ウシハコベ ツユクサ
ウシハコベ(牛繁縷) ツユクサ(露草)
ハキダメギク ヒルガオ
ハキダメギク(掃溜菊) ヒルガオ(昼顔)
ヘクソカズラ ヨウシュヤマゴボウ
ヘクソカズラ(屁糞葛) ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)

気分だけでも涼しくなーれ。白い花を並べてみました

 はっきりしない空模様は続いていますが梅雨も終盤に差し掛かって、じわじわ夏が近づいている気配がします。
 御苑では華やかだったバラも盛りを過ぎて、見事な大輪の花をつけていたタイサンボクもそろそろ見納めです。 替わってキョウチクトウやナツツバキ、ドクダミ、カラスウリといった夏の花が咲き始めました。これから暑さに向かって白い花が多いのは、清涼感があって多少なりともエコの助けになるかなあという気がします。(2011/6/22)

キョウチクトウ ナツツバキ
赤花より涼しげな白の夾竹桃 ナツツバキ(別名を沙羅)
八重のドクダミ タイサンボク
ちょっと珍しい八重咲きのドクダミ 神々しさを感じさせるタイサンボク
ユキノシタ ノハカタカラクサ
かんざしみたいなユキノシタ 露草の仲間ノハカタカラクサ

みんなに暖かい春がくるといいね

 新宿御苑の雪景色をぜひともご紹介したかったのですが、諸々の事情で叶わず、季節は春を迎えようとしています。  今はカンザクラが終わりかけて、モクレンやコブシが花の盛りを迎えています。今月の終わりには桜も開き始めて、内藤町の人口密度は一気に何倍にもなりますが、桜の便りは後日また。
 2009年から始まった温室の建て替えが今年の終わりには完成する予定です。鉄骨造平屋建ての新しい温室は、以前のより少し小ぶりですが最新の環境技術を駆使した設計。断熱性の高い「複層ガラス」の使用と外装の面積を小さくして冬季の暖房負荷を抑え、夏季は南面の大きなガラス壁から風を取り込み、地中に埋設したクールチューブから冷気を送って夏に弱い植物にも対応するなどの工夫が満載とのことです。(2011/3/21)

モミジバスズカケ ヒコウセン
樹齢130年都内随一のハクモクレンも満開です ひなたぼっこを楽しんでいるような「キブシ」も満開
温室 温室
温室の完成予想。葉っぱのような形 温室はここまでできました?
エコドライカレー 御苑カレー
先のコラム「エコドライカレーサラダ付き」の写真がない!と。m(_ _)m 「御苑カレー/580円」も一緒に。

11下旬の今、御苑は紅葉真っ盛り!
でも、花も一杯楽しめます。

 晩秋は心に淋しさの風を運びます。色づいた落ち葉の中をひとりでゆっくりと散歩するのもいいものです。紅葉した桜、全身黄色に包まれた銀杏、焼き菓子のような香りの桂の落葉。小さな秋を見つけに来てください。花も意外とたくさん咲いています。よく頑張っているバラ、チラチラッとジュウガツザクラ、鮮やかなヒボケ、一重八重のサザンカ、黄色の花火のようなツワブキ、天まで昇る勢いの皇帝ダリア、ひっそりと野菊など。苑内には食堂もあり弁当も売っているので手ぶらでも大丈夫です。(2010/11/21)

モミジバスズカケ ヒコウセン
モミジバスズカケの路 上空には飛行船も飛ぶ。のどかな秋
イチョウ ヤツデ
イチョウの木の下にはあれっ、うさぎちゃんもいます ヤツデの花もしっかりとさいてます
プリンセスアイコ コウテイダリヤ
美しいピンクの「プリンセス・アイコ」。香りも素晴らしい 大きく伸びる皇帝ダリアです

長かった夏がようやく去って、御苑では
赤とんぼが人をおそれることもなく群れをなして飛び交っています。

 ただただ広い芝生の上でのんびりと一日過ごすにも良い季節です。なにしろ入園料200円ポッキリ。アルコールの持ち込みは不可ですが、近くにはコンビニもあるのでお弁当も買えます。また園内の「レストランゆりのき」ではエコ・クッキングメニューを展開中(ex.エコドライカレーサラダ付き580円、グラスワイン420円)。不思議なことに新宿門脇の「カフェはなのき」の方が全体に価格設定が安いので、入園前か入園後にこちらを利用するほうがいいかも。
                                 *    *    *
 これからは秋バラの季節、郊外のバラ園や植物園ではバラフェスタなどが開催される時期ですが、実は新宿御苑、都内でバラを見られる場所としては一、二を争う充実ぶりなのです。アクセスの良さ、リーズナブルという点でイチオシの新宿御苑で秋バラをぜひ楽しんでください。ばら花壇脇にはアツバキミガヨランが大きな白い花を咲かせています。
 また新宿駅から歩いてこられる方は、途中の都立新宿高校のフェンスのバラたちにもぜひ目をとめてください。ここは日本のバラ育成家で「ミスター・ローズ」と称された鈴木省一氏の母校で、生徒や父兄が丹精しているバラということです。(2010/10/11)
*GA-BONの無料電子書籍『薔薇図鑑』『植物図鑑』も見てくださいね。

レストランゆりのき 8lkg
レストランゆりのき レストランゆりのきのハンバーグセットとワイン
新宿御苑のバラ アツバキミガヨラン
新宿御苑の秋バラ「ゴールドマリー'84」 ユッカの仲間の「アツバキミガヨラン」

今回は夏の新宿御苑のご案内です

   7月17日(土)~8月29日(日)の土日祝は、通常16:30の閉園が17:30まで延長されます。玉川上水・内藤分水の散歩道も完成して、植えられた草木も落ちついてきました。いきなり「新宿門」から入らず、少し遠回りして散歩道で涼を楽しんで「大木戸門」から入るのがお勧めです。
 バラは一息ついていますが、フヨウが花盛り。中の池の縁では、サンゴシトウとアメリカデイゴが真っ赤な花を咲かせて競いあっています。近くにはサルスベリもあって夏らしい景色です。もう少し経つと上の池の中程で珍しいナンバンギセルが見られます(かなり目立たないので注意)。水辺ではトンボも飛び交い始めています。全身真っ赤なショウジョウトンボを見られるかもしれませんよ。
 新宿門脇のインフォメーションセンター内の「カフェはなのき」では、カキ氷(抹茶/イチゴ)が250円。さらに50円でトッピングのあずき(トッピングという量じゃないので二人で1つで十分)も追加できます。16:00まで。
(2010/7/17)

アメリカデイゴ サンゴシトウ
アメリカデイゴ サンゴシトウ
インフォメーションセンター カフェはなのき
新宿門脇のインフォメーションセンター カフェ「はなのき」の氷の暖簾
ナンバンギセル カキ氷
ナンバンギセル 抹茶のカキ氷にあずきのトッピング

既報の玉川上水・内藤新宿分水散歩道「大銀杏区間」が完成

  「大銀杏区間」の水路は約180m。水源には新宿御苑下の国道20号新宿御苑トンネルの共同構内の湧水を循環利用している。水面幅1m、水深5~10cmで、水路底は主に粘土を使用して自然の流れを再現。既存の樹木を生かしつつ、水辺には武蔵野の草木、約60種類25,000株を植え、四季の変化が楽しめる植栽がされている。
 今後は、22年度に「大木戸区間(約120m)」、23年度に「旧新宿門区間(約180m)」を整備し、順次公開する予定だそうです。鳥たちの水浴び場や水飲み場となって欲しいですね。(2010/5/22)

■玉川上水・内藤新宿分水散歩道「大銀杏区間」概要
所在地:内藤町11(新宿御苑散策路)
利用時間:午前9時~午後4時30分
休園日:月曜日(3月25日~4月24日・11月1日~15日の月曜日は開園)・12月29日~1月3日

玉川上水 御苑散策

ハンカチの木は花(?)盛り

  新宿御苑は八重桜もそろそろ店仕舞い。バラの開花にはまだ半月くらいはかかりそう。で、オススメは「ハンカチノキ」です。ハナミズキの花びら(正確には包)を2枚だけにして、タテに引っ張って3~4倍の大きさにした感じがまさにハンカチ! 黄色じゃなくて白だけど。
 頭の上は白いハンカチいっぱいで、足元には白いアマナがこれまた満開、なかなか見応えがありますよ。

ハンカチの木 ダビディア


玉川上水・内藤新宿分水散歩道計画

   新宿御苑の縁に沿って大木戸門から新宿門までの間を結ぶ散策路があります。昨年暮れ、道の片側が掘り起こされはじめました。何が始まるのかと見に行くと「玉川上水・内藤新宿分水散歩道計画(PDF)」の看板。今回は「大銀杏区間」の工事で、『新宿御苑の森に相応しく 気品高く優雅な水景の創出』が目標なんだとか。
  着々と工事は進み、先週行ってみたら水路ができあがって両岸にいろいろな植物が植え込まれているところでした。 オミナエシ、キキョウ、フジバカマなど秋の七草のほかにも、ヒトリシズカ、ヤブコウジ、カタクリ、シャガ、チゴユリ、ホトトギスなど、花が咲くころにはずいぶん賑やかになりそう。魚なんかも住めるようになるんだろうか、と楽しみです。(2010/04/15)

玉川上水
内藤新宿分水


スゴワザのヒヨドリを発見!

   新宿御苑の大木戸門から入ってすぐの休憩所の向こうにある玉藻池。ここをテリトリーにしているヒヨドリくんはスゴ技の持ち主です。
  カモやオシドリにエサをなげると、さっと飛んできて見事な横取りぶり。おもしろがって立て続けに投げたところ、ホバリングしながらキャッチしていきます。でもさすがにヒヨドリの「がたい」では何度ものホバリングはきつかったらしく、7回目くらいで枝から飛び立たなくなりました。
  ごくろーさんでした。(20100328)